グループホームに携わるスタッフの仕事内容とは

グループホームでは要介護、要支援が必要な方に対して生活を支援するのが主な役目です。

入居者は認知症を患っている方が多いので、そういった方に対して適切な対応やケアができるスタッフが望ましいです。

基本的に身の回りのお世話をする仕事になりますが、何から何まで手助けするということではなく、認知症の進行を遅らせることが大切ですので、できるだけ自分で行える所は自分で、ということも意識しながらのケアとなります。

例えば、お食事の介助で箸やフォークを自分で使えるのであれば自分で食事する、そして使い終わったお皿類の流しに返すなど。

入居者にスプーンやお皿の返却場所を考えさせることも認知症の進行を遅らせるのに大切なことです。

また、グループホーム内の同居者同士での会話サポートも大切な役割です。
日常的に顔を合わせている人の顔を覚える、名前を覚えるといったことが認知症緩和に役立ちます。

普段の生活をサポートしつつも自分で考えたり、思い返すような場面を作ってあげることが大切です。

なお、グループホームでは、看護師や医師が在籍していないケースが多いです。
そういった意味では医療ケアができるスタッフがないので、入居者の体調をいち早く見極め、最寄の病院などに通院させることも大事な役割となります。

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